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高野山金剛峯寺・新法印に稲葉法研・本覺院住職就任
和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺の第522世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に2月22日、高野山・本覺院(ほんがくいん)住職で元・法会部長、奥の院維那の稲葉法研(いなば・ほうけん)大僧正(75)が就任した。
この日、金剛峯寺で昇進式が行われ、葛西光義(かっさい・こうぎ)高野山真言宗管長が、稲葉大僧正に辞令と緋色(ひいろ)の法衣の目録などを交付した。
法印は高野山僧職の最高位で、弘法大師・空海の名代として、重要法会や儀式の導師を務める。任期は1年間。
稲葉新法印は福岡県出身で、高野山大学卒業。高野山真言宗宗会議員、高野山文化財保存会常務理事などを歴任。
3月12日午前11時から、新型コロナ感染防止策を講じながら、金剛峯寺・大広間で、法印就任を披露する転衣式(てんねしき)が行われる。
写真は高野山真言宗総本山・金剛峯寺の第522世寺務検校執行法印に就任した稲葉法研大僧正=金剛峯寺で。
更新日:2021年2月22日 月曜日 20:31