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紅梅・白梅の花咲く♡学文路天満宮〜撫で牛も可愛く

「学問の神様」として尊崇される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮で、晴天に恵まれた2月10日、紅梅・白梅の花が咲き、無数の蕾(つぼみ)がふらんでいる。
同神社には今年も高校・大学入試の合格を祈る人々が訪れおり、菅野一三(すがの・いつぞう)宮司は「道真公に合格祈願して、梅の香りで心を潤し、落ち着いて受験に臨んでください」と言っている。
道真公は「学問の神様」「和歌の神様」「書道の神様」として人々が尊崇。境内には学業成就を祈る石製「撫で牛(なでうし)」も飾られ、受験生らが頭を撫でて手を合わせている。
とくに梅の花は、道真公が大宰府(だざいふ)へ左遷されるとき、庭で「東風(こち)ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」(私がいなくなっても、春が来るたび忘れることなく、梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)という和歌を詠(うた)っていて、梅の花と道真公の心のつながりは深い。
同神社の話では今月初め、白梅の花が沢山咲いたが、寒波が来て一旦休息、きょうは暖かくて、紅梅の花も咲き初め、紅白ともに蕾がいっぱいなので、ここ暫くは楽しめそう。
新型コロナ禍で参拝に来れない人々からは、「合格お守り(初穂料800円)を送ってほしい」という電話もかかっており、同神社では丁寧に対応している。
問い合わせは学文路天満宮(電話0736・32・5582)。
写真(上)は学文路天満宮で咲き始めた紅梅の花。写真(中)は受験生らを勇気づける「撫で牛」。写真(下)は満開の白梅の花=沢山の蕾が次々ふくらんでいる。


更新日:2021年2月11日 木曜日 00:02

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