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救急車の購入に寄付♡橋本市長、堀畑氏に感謝状

「高齢者らの救急業務に役立ててほしい」と、和歌山県橋本市へ計1000万円を寄付した会社社長ら2人に対し、同市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は2月9日、感謝状を贈呈した。
寄贈者は会社経営の一方、同市隅田町の社会福祉法人光誠会・特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」理事長でもある堀畑光久さん(83)と、会社理事で長男の「天佳苑」施設長・佳久(よしひさ)さん(63)の2人。
同市は昨年12月に各500万円の寄付を受けて、有効な使い道を検討。新年度市議会に救急車(人工呼吸器、点滴装置など完備=約3500万円)の購入を提案、その費用に充てることにした。
この日、平木市長は応接室で2人に感謝状を贈り、「橋本市民の3分の1は高齢者(65歳以上)です。とくに新型コロナ禍の中、救急業務は重要で、今回のご支援、誠に有難いです」と謝辞を述べた。
堀畑さんは平成28年(2016)にも「青少年の健全育成・スポーツ振興に役立ててほしい」と1000万円を寄付。すでに500万円で市立中学校の楽器を購入。残りはユニホーム購入などに使う予定。
また、平成31年(2019)には市民に頼まれ、保存していた昭和初期の「腕用(わんよう)ポンプ」を同市消防本部に寄贈、玄関に展示されている。
堀畑さん運営の「ひかり苑・天佳苑」は、社会福祉法人しては、県内最大級の高齢者福祉施設。
堀畑さんは「私たちにとって、高齢者の健康が一番大切です。消防署・救急車のお蔭で、多くの高齢者が救われており、少しでもお役に立てばと思いました」と話していた。
写真(上)は平木市長=中央=から感謝状を贈呈された堀畑光久さん=左=と佳久さん=右。写真(中)は堀畑光久さんが寄贈、橋本市消防本部玄関に飾られている「腕用ポンプ」。写真(下)は橋本北消防署の既存の救急車。


更新日:2021年2月9日 火曜日 20:34

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