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鬼は外!コロナ撃退♡橋本・特養〜高齢者ボール投げ

和歌山県橋本市隅田町垂井の特別養護老人ホーム「ひかり苑」で、124年ぶりの節分を迎えた2月2日、邪鬼祓いの豆まき行事が行われ、高齢者らが新型コロナウイルス撃退を祈った。
この日は例年よりも1日早い節分。とくに新型コロナ感染防止のため、デイサービスの高齢者に絞って実施。介護士4人が赤鬼や青鬼などに扮して登場した。
鬼たちは車椅子の高齢者ら10数人に向かって、「グワオーッ」と叫びながら、金棒をふりかざして、どんどん肉迫する。
それに驚いた高齢者らも、途中から勢いづき、福豆ならぬ色鮮やかなボールを投げつけると、鬼は「参った」「かんにん」と頭をかかえて退散した。
また、お昼の食卓では、おいしい恵方巻きと魚の天ぷら、赤出汁の配膳。高齢者らは南南東に心を込めて、にっこり舌鼓を打っていた。
堀畑光久(ほりはた・みつひさ)理事長は「今年は新型コロナ禍の中、とくに節分の豆まきは大切です。今後も感染防止に全力で取り組みます」と話していた。
同特別養護老人ホーム「ひかり苑」と「天佳苑」では、開設当初から玄関に手指消毒液を置き、昨年5月以降は真っ先に「テレ面会」を実施。直接会えない入所者と家族が、パソコンやスマホで貴重な面談を続けている。
写真(上、中)は車椅子の高齢者に迫る赤鬼と青鬼。写真(下)は高齢者の反撃に退散する鬼たち。


更新日:2021年2月3日 水曜日 00:01

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