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秋の味覚・ナシ収穫♡坂田園主「甘くて瑞々しいよ」
和歌山県かつらぎ町東渋田757の坂田農園=坂田純一(さかた・じゅんいち)園主(47)=で、秋の味覚・ナシの収穫・直売が始まった。
今年は新型コロナ感染防止のため、「ナシ狩り観光」はやむを得ず中止としたが、坂田園主は「とても美味しいナシが育ったので、ぜひ、味わってほしい」とアピールしている。
坂田園主は紀の川フルーツライン(広域農道)北側の山斜面約40アールで、「幸水(こうすい)」「豊水(ほうすい)」「秋月(あきづき)」の3種類のナシの木約100本を栽培。
今秋は長梅雨(ながつゆ)の後、今度は強い日照りが続いたので、8月10日から収穫が始まった「幸水」は、とても甘くて、瑞々(みずみず)しいという。
11日朝、岩出市から同園・直売所を夫婦で訪れた会社員・前川武(まえかわ・たけし)さん(67)は、「毎年3回ほどナシを買いに来ます。冷蔵庫で冷やして食べたら、最高においしいです」と話した。
同農園では毎年秋に「ナシ狩り観光」を開き、県内外から計約300組の家族連れらが訪れ、ナシを摘み取っては、その場で味わっている。
坂田園主は「今回のナシ狩り中止は残念ですが、来年は開けるように頑張りたい。ナシの出来は今年も上々なので、喜んでいただけます」と話していた。
ナシの収穫は9月10日まで。同直売所や町内の道の駅などで販売している。
写真(上、中)はナシ狩りをする坂田園主。写真(下)は美味しいナシ「幸水」が並ぶ坂田農園の直売所。
更新日:2020年8月12日 水曜日 00:00