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橋本・小峯寺に薄紫の花♡日本遺産・認定寿ぐよう

日本遺産に認定された役行者(えんのぎょうじゃ)ゆかりの「小峯寺(おみねじ)」(和歌山県橋本市小峰台)山門前で、今、薄紫のアガパンサスの花が満開となり、まるで認定を寿(ことほ)ぐような清々しさを見せている。
延宝6年(1678)の梵鐘(ぼんしょう)・鋳造文によると、同寺は奈良時代に役行者が滞在・修練を積んで始まったとされ、奈良・王子町から和歌山市にかけての修験者の道の一角にある。
アガパンサスは南アフリカ原産で、日本には明治中頃に渡来。和名は紫君子蘭(むらさきくんしらん)で、花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」。
それが今、山門前の桜の古木の根元で、10数輪の瑞々しい花を咲かせており、フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは、「これはお見事」と感激しながら、写真撮影に丹精込めていた。
同寺では毎春、「柴燈大護摩祈祷(さいとうおおごまきとう)」と「火生三昧(かしょうざんまい)法要」を営み、拝田賢翔(はいだ・けんしょう)住職や修験者数人が、本堂の馬頭(ばとう)観音菩薩を御開帳、人々の安泰を祈っている。
写真はいずれも日本遺産・小峯寺の山門前に咲いたアガパンサスの花。


更新日:2020年7月10日 金曜日 00:00

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