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風鈴涼風に鳴る♪南海・極楽橋駅~児童の短冊ひらり
世界遺産・高野山の高野山駅をケーブルカーで結ぶ和歌山県高野町の南海電鉄高野線・極楽橋駅の両駅プラットホームなどで、7月3日、計約340個の風鈴が飾られ、乗降客に涼しい鈴の音を届けている。8月27日まで。
極楽橋駅は難波駅~(電車)~極楽橋駅~(ケーブルカー)~高野山駅の「電車&ケーブルカー」乗り換え駅。南海本線や高野線、加太線沿いの子供たちが願い事を書いた短冊を、アサガオの絵入りガラス風鈴に吊るした。
これまでは電車とケーブルカーの通路に飾り〝風鈴のトンネル〟と呼ばれたが、今回は駅のリニューアル工事のため、プラットホームに場所を移し、素朴な雰囲気が漂っている。
短冊には「どうぶつはかせになりたい」などという希望もあるが、さすがに「コロナがおわって けんこうでいられますように」などとの祈りが多かった。
高野山駅や極楽橋駅、加太駅には短冊とペン、収集箱を用意。新しい短冊は2週間ごとに交換して吊るされる。
極楽橋駅を管轄する中谷晴彦(なかたに・はるひこ)高野山駅長は、「駅に吊るした風鈴と短冊をご覧になり、夏の風情、涼しさを感じてほしい」と話した。
写真(上)は極楽橋駅で風鈴の説明をする中谷・高野山駅長。写真(中、下)は駅の風鈴や朱色の極楽橋のスマホ撮影風景。
更新日:2020年7月4日 土曜日 00:00