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高野の花たち(206)花言葉「悲しみの涙」ネジキ

ネジキ(捩木)はツツジ科ネジキ属で、花期は5~7月。東北地方南部以南から、四国、九州に分布し、丘陵から山地にかけてのやや乾燥した疎林内や岩場に自生、高さ2~7メートルになる落葉低木です。
庭木として植栽されることもあり、名は幹がねじれたようになることに由来します。
樹皮は幼木では淡褐色、成木では褐色か灰黒褐色となり、縦方向のらせん状に細かく裂け目が入り、薄くはがれます。
花は両性花で5~7月、前年枝の葉腋から白い花を多数下向きにつけた長さ4~6センチの総状花序を出します。
葉は単葉で互生し、葉身は広卵形か卵状楕円形で、長さ5~10センチ、幅2~6センチで、先が尖り、縁に鋸歯はなく、果実は長さ3~4ミリのやや扁平な球形で、上向きに付いて9~10月に熟します。花言葉は「悲しみの涙」。
かつらぎ町の天野の里で、下向きに行儀よく並んで咲いている白い花に目が止まり、見つけることができました。 (K記)


更新日:2019年7月3日 水曜日 22:05

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