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高野の花たち(197)植田の脇にムラサキツメクサ
ムラサキツメクサ(紫詰草)はクローバーの一種で、別名アカツメクサ(赤詰草)と呼ばれています。原産地はヨーロッパや西アジアで、明治のはじめ、家畜緑肥として移入されたのが始まりといわれ、全国に野生化し広まったそうです。
茎は高さ30~60センチ、小葉は普通3個で、長さ2~5センチの楕円形をしており、V字形の斑紋が見られます。
花はシロツメグサよりやや大きく、長さ1・3~1・5センチの小花をたくさん集合させて球状の形をしています。花はほぼ無柄です。
この花言葉には「善良で陽気」「豊かな愛」などがあります。
田植えの終わった、かつらぎ町の天野地区。その田んぼに沿った道沿いのところどころに、ムラサキツメクサがかたまって咲いていました。水田に映る民家と花が調和して、美しい田園風景を映し出し、少し低い姿勢で眺めるとより美しさが増し、心を癒してくれます。 (H記)
更新日:2019年5月31日 金曜日 21:56