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高野の花たち(194)舞い姿も楽しウグイスカグラ

ウグイスカグラ(鶯神楽)は、スイカズラ科スイカズラ属で、山野の日当たりのよい場所に自生する、日本固有種の落葉低木です。よく分枝して枝葉を茂らせ、古くから庭木としても植栽されています。
樹皮は灰褐色で、縦に裂け目が入り、剥がれ落ちる若枝は、やや赤色を帯びた褐色で無毛です。
葉は単葉で対生し、葉身は広楕円形で長さ3~6センチ、幅2~4センチ。縁は全縁で、基部は広いくさび形です。
花は両性花で、4~5月枝先の葉腋に淡紅色の花を1つ下向きにつけます。花冠は長さ1~2センチの漏斗状で、先端は5裂に平開しています。
6月ごろ、長さ1~1・5センチでグミによく似た楕円形の赤い実をつけ、食べることもできます。
名前の由来は、ウグイスが飛び跳ねながら、花や実をついばむ姿が、神楽の舞う恰好に見えることから。また別名、ウグイスが鳴きはじめるころに開花することから、ウグイスノキともいわれています。
私はこの花を以前から探していて、やっと高野龍神スカイラインの入口近くで見つけました。花言葉は「未来を見つめる」「明日への希望」です。
(K記)


更新日:2019年5月10日 金曜日 22:46

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