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令和のツツジや錦鯉生き生き♪橋本・恋野の浮御堂
和歌山県橋本市恋野の浮御堂周辺で、今、色鮮やかなツツジが満開になり、池では錦鯉(にしきごい)が遊泳していて、令和元年5月初旬の生き生きした風景を見せている。
恋野は奈良時代のヒロイン・中将姫がいたという伝説の舞台。10数年前、中将姫旧跡保存委員会の田中治(たなか・おさむ)会長(故人)が、浮御堂の池に錦鯉や子亀を放ち、水面上にロープを張るなどして、青鷺(あおさぎ)から守ってきた。
今では真鯉や錦鯉などが口をぱくぱくさせて回遊。時折、パシャと静けさを破り、宙に跳ね上がると、大きく波紋が広がっていく。池のほとりでは、赤や白、ピンクのツツジが咲き誇り、眩しい陽光を浴びている。
場所は橋本コミュニティーバス「浮御堂前」停留所の南側。池畔の休憩所では、マイカーで訪れた家族連れらが、お菓子やジュースを味わい、ツツジや鯉の群れをスマホ撮影。「なんと、鯉のぼりの季節、恋野の池に、鯉がいっぱい…」と喜んでいる。
写真(上)は恋野の浮御堂近くで満開のツツジ。写真(中)は浮御堂の池で戯れる鯉の群れ。写真(下)はツツジの下を悠々と泳いでいく錦鯉。
更新日:2019年5月3日 金曜日 00:00