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干し柿入り「満月チョコカステラ」発売♪金澤寿翁軒
和歌山県橋本市高野口町名倉の明治40年創業の御菓子司(おかしつかさ)「金澤寿翁軒(かなざわじゅおうけん)」は、九度山町名産の柿を使った「満月チョコカステラ」を開発・発売している。折しも2月14日はバレンタインデー。4代目の金澤孝則(たかのり)さん(44)は「たとえ柿嫌いの方でも、美味しく食べていただけます」とPRしている。
「満月チョコカステラ」は、材料に干し柿を千切り状に細かく切って、九州産の栗とともに使用。珍しい柿と栗とベルギー産クーベルチュールチョコレートとの絶妙なハーモニーを味わえる。
この商品の掛け紙には、金澤さんが「満」の文字とカステラの絵に「大粒くり、くり、干し柿、ザッハトルテ(古典的チョコレートの一種)」などと記している。
金澤さんは、東京の菓子専門学校を卒業後、神奈川や名古屋の生菓子店などで修業。今は3代目の父・成治(せいじ)さんの後継として、伝統の味の継承と新商品の開発に力を入れ、今回は珍しい干し柿を使ったチョコレートカステラを開発した。
「満月チョコカステラ」は1ホール(直径14センチ、約400グラム)1500円(税込)。
バレンタインデー(英: Valentine’s Day=2月14日)は、3世紀に殉教したローマの司祭・聖バレンタインの記念日。世界各地の恋人同士が贈り物で愛を誓い合う。日本での贈り物は、チョコレート商品が主流となってきた。
「満月チョコカステラ」についての問い合わせは橋本市高野口町名倉757御菓子司「金澤寿翁軒」(電話=0736・42・2011)へ。
写真(上、下)は開発された「満月チョコカステラ」。写真(中)は御菓子司「金澤寿翁軒」の名刺に「あり続ける 見守り続ける 私のふる里の 和菓子」と記し印刷された日本画。