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七草粥に園児ら大喜び♪三谷こども園・無病息災祈る
和歌山県かつらぎ町三谷の町立三谷こども園=泉昭(いずみ・あきら)施設長=は、人日(じんじつ)の節句の1月7日、園児計228人に無病息災を願う「七草粥(ななくさがゆ)」を与え、今年1年の健やかな成長を祈った。
この日朝、各クラス教諭はテーブル上に春の七草を並べ、3、4、5歳児に「七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と教え、「お米と七草を塩味で炊いた七草粥を食べると、無病息災が叶うと言われています」と説明。園児らは〝もみじ〟のような手で七草に触れたり、「ああいい匂い」と鼻に近付けたり。
午後のおやつの時間には、園内で調理した「七草粥」を全園児の机上に並べ、例えば5歳児は緑の七草が入った白粥(しらかゆ)をスプーンで口に運ぶと、「めっちゃおいしい」とにっこり。生後わずか半年の乳児も、母乳とは違う味わいに口をもぐもぐさせていた。
三谷こども園は平成28年(2016)春に開園。七草粥のおやつは今年3回目になる。森田和子(もりた・かずこ)園長は「今春、小学生になる園児には、ぜひ、健康であってほしい。この日本伝統の七草粥は、ずっと続けたい」と話していた。
写真は美味しそうに七草粥をいただく三谷こども園の園児たち。
更新日:2019年1月8日 火曜日 00:00