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高野の花たち(178)千利休も愛したマルバノキ

マルバノキ(丸葉の木)はマンサク科マルバノキ属で、落葉広葉低木。別名ベニマンサク。名の由来は、実際の葉は、丸いハート型ですが、葉が丸いことから名付けられました。
マルバノキと会ったのは、晩秋の高野山町石道。同じ道を何度も歩いているのに、今まで一度も気づかず、通り過ぎていました。
町石道は、今年の台風で沢山の巨木、若木が倒木し風景が一変、その中でマルバノキは無事だったようです。
最初、春一番に咲くマンサクが時期を間違えで開花したのではと思いました。この時期にこんな可愛い花に出会ったことがなかったからです。
木に残っている花の数もわずかでしたが、惹かれました。花びらは5枚線状星型で、まるでヒトデのように見え、正面から見ると楽しげに踊っているようにも見えます。
写真では分かりづらいですが、実は二つの花が背中合わせに咲いています。紅葉は夏の暑い時期から始まり、花は紅葉の終りに咲き、紅葉と赤い花を一度に楽しめます。
日本に自生しながら、昆虫の少ない時期に開花するので結実しにくく、群生になりにくいようです。自生種はほとんど見られなくなり、世界でも種の少ない貴重な植物です。
株立する縁起の良い木、千利休が愛した7種の花木の一つといわれています。この花言葉は「早熟」「幸福の再来」「ひらめき」です。  (M記)

更新日:2018年12月13日 木曜日 23:10

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