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ウインズ平阪さん「尽力」誓う♪橋本市文化奨励賞
ふる里の文化向上に貢献したとして、和歌山県橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=は11月3日、同市高野口町出身のシンガーソングライター・ウインズ平阪(本名:平阪佳久=ひらさか・よしひさ)さん(59)に文化奨励賞を贈った。ウインズ平阪さんは「とてもありがたい」と謝辞を述べ、「これを機会に、さらに頑張りたい」と誓った。
ウインズ平阪さんは、昭和33年(1958)高野口町名古曽生まれ。同61年(1986)にデビュー以来、自らの意志で、県内中心に芸能(作詞作曲・歌唱)活動を続けてきた。
自宅スタジオでレコーディングした山根康広(やまね・やすひろ)さんの「Get Along Together」が大ヒット。上新電機(Joshin)や吉野家など、50社以上のCM、紀の国わかやま国体・ねんりんピック紀の国わかやま2019など多数のテーマソングを生んだ。
橋本では市立西部、学文路、橋本の3中学校を統合して、平成28年(2016)4月に開校した橋本中央中学校の校歌を作詞作曲。恋野の「あじさいまつり」「暴力追放橋本市民大会」「近畿商工会議所女性会連合会・橋本大会」などに出演。「高野口サンバ」「君が抱きたい」「橋本愛讃歌」などを披露、郷土愛や家族愛の素晴らしさを伝えてきた。
この日、小林俊治(こばやし・しゅんじ)教育長が、これら功績を紹介。平木市長がウインズ平阪さんに表彰状と記念品を手渡し、「輝かしい業績に敬意を表し、橋本文化が大きく花開くことを確信しています」と式辞。岡弘悟(おか ひろのり)市議会議長が祝辞を述べた。
ウインズ平阪さんは「デビュー当時、東京に呼ばれましたが、自信がなくて、橋本を拠点に音楽活動。これまで支えてくれた地元の方々に感謝すると共に、さらに努力したい」と語った。
この後、教育長室で懇親会があり、ウインズ平阪さんと共に、和歌山大学大学院生の長男・靖啓(やすひろ)さんらも同席した。平木市長、小林教育長、岡市議会議長、森川嘉久(もりかわ・よしひさ)副市長らは、作詞・作曲・歌唱力も豊かな靖啓さんの将来にも、大きな期待を寄せていた。
なお11月25日(日)には「ウインズ平阪LIVEin橋本 2018」(がんばる橋本応援団主催)が、橋本市東家の橋本市民会館大ホールで開催。同市内でミニライブ以外の本格ライブ開催は32年ぶり。
出演者はウインズ平阪(Vo./Gt.)、加納洋志(Gt./Vo.)、金城真左志(Key.)、西口剛史(Dr.)、岩本修一郎(Ba.)、平阪靖啓(Gt./P./Vo.)、サポート:優月(Vo./Cho.)の皆さん。
午後1時30分開場、同2時開演(内容は約150分)。全席指定で1人4500円。
問い合わせはサウンドクリエーター(電話=06・6357・4400)、FMはしもと(同=0736・39・0816)へ。
写真(上)は平木市長から橋本市文化奨励賞を受賞するウインズ平阪さん。写真(中)は学文路天満宮の正遷宮・奉祝祭に出演し菅公殿で歌うウインズ平さん(中央)と長男・靖啓さんら。写真(下)は橋本市教育長室で懇談するウインズ平阪さんや長男・靖啓さん=向かって右側=と平木市長ら。