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秋を満喫♪さとやまらいぶin天野~飲食も味わい

高野山麓の芸術家らでつくるボランティア団体「A.S.H」(アッシュ)=佐藤亮(さとう・りょう)会長=は、10月28日、和歌山県かつらぎ町下天野930の天野地域交流センター「ゆずり葉」で、あっしゅ祭2018「さとやまらいぶin天野」を開き、大勢の家族連れや若者、職場グループなどが「芸術の秋」を満喫した。
会場の「ゆずり葉」は、旧・天野小学校で、そのグラウンドに舞台が特設され、FMはしもとパーソナリティーのワンネス・カレンさんが司会進行。
初めに佐藤会長が「A.S.HのAは町内の天野、Sは新城や渋田、Hは花園の頭文字。皆で町おこしに頑張っています」と挨拶。カレンさんは「天野盆地は日本の里100選に選ばれ、1700年以上の歴史を誇る世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社があります。秋空の下、ライブや飲食、買い物を楽しんでください」と呼びかけた。
先ず「JAZZ RING(ジャズ リング)のボーカル・下西博子(しもにし・ひろこ)さん、ピアノ・鶴原和子(つるはら・かずこ)さん、パーカッション・田中政一(たなか・まさかず)さんの3人が登場。下西さんが伴奏に乗せて「テネシーワルツ」や「L-O-V-E」など5曲を歌うと、聴衆は手や足のつま先で、リズムをとりながら、うっとりと聴き入った。
AZZ RINGの「パーカッション・クイズ」で、田中さんがドラム演奏のしめくくりに、「トコ トン トン」と打ち終わると、鶴原さんが「さて、田中さんは、ドラムの音で、最後に何と言ったのでしょうか」と質問。すかさず会場の男性が「あ~しんど、です」と解答。これが大当たりで、会場から「なるほど」と爆笑が起き、景品(クッキー)が贈られていた。
その後、ステージでは「ソーラン新城組」「浦部陽介」「寺町ストリートバンド」など計9組が次々と出演。躍動感いっぱいの踊りや、心打つ歌声などが続き、客席から手を振ったり、拍手が沸き起こったり。
また、グラウンド半分を取り巻くように、テント張りの店が林立。天野米を使ったグルテンフリーの「結めん(うどん)」、太陽食品の「大判焼き」、カフェ歩里人(ポリト)の「コーヒー」、あり長の「しらす丼」など、美味しい飲食類のほか、革製品や花雑貨、アクセサリーなど手作りの逸品が店頭を飾る。
天野の里は、大阪・和歌山の府県境、国道480号「鍋谷トンネル」が開通し、京奈和自動車道・かつらぎ西ICからも近く、「さとやまらいぶin天野」は大にぎわい。
家族連れらは、ステージ前に用意された椅子に腰かけ、テーブルにコーヒーやシフォンケーキなどを置いて、ゆったりと飲食&イベントを楽しんでいた。
写真(上)は最初に登場した「JAZZ RING」メンバー。写真(中)は司会進行のワンネス・カレンさんと主催者挨拶する佐藤亮会長。写真(下)は秋空の下、人々を楽しませた「さとやまらいぶin天野」。


更新日:2018年10月29日 月曜日 00:00

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