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台風21号!倒木や停電~被害少なく市民ほっと

今年最強の台風21号は9月4日正午頃、徳島県南部、同2時頃に神戸市に上陸、和歌山県橋本市を暴風雨圏に巻き込み北上した。橋本では暴風・大雨、洪水警報が発令され、紀の川流域の同市学文路、南馬場の紀陽・七福団地に避難指示が出されたが、幸い浸水被害はなく、市内全域でも停電や信号機故障、倒木被害にとどまった。市民は「今回も台風の目がそれてくれてよかった」と胸をなでおろしていた。
台風21号は、昭和36年(1961)9月の第二室戸台風と類似コースを通り、今年、日本列島に襲来した台風の中では最強で、平成5年(1993)9月の台風13号以来25年ぶりの勢力となった。
橋本市危機管理室は4日午前4時過ぎ、大雨・暴風警報、雷注意報を出し、同8時には市内全域に避難準備を発令。高齢者らの避難開始を求めた。午後0時30分頃には洪水警報を出し、紀陽・七福団地に避難勧告を発令。学文路小学校や市内8地区公民館などに市民約100人が避難した。
同市は今年8月に導入した大型排水ポンプ車(総排水量・毎分30立方メートル)を、氾濫(はんらん)が心配される紀の川支流・大谷川付近に配備。いつでも排水できるように沢山のホースを並べたが、水門を閉じなければならないほどの増水はなかった。
台風21号は正午頃から次第に強まり、午後3時頃をピークにして同5時頃、やっと風雨がおさまった。危機管理室は5時20分頃、暴風・大雨警報の解除に伴い、避難勧告や避難準備も解除した。
同市の調査によると、市内全域で倒木やカーブミラー倒壊、民家の屋根破損、一部でブロック塀倒壊や土砂崩れが起き、市道が通行止めとなった。
同市東家や清水など、一部民家では停電となり、市民は「いきなりテレビが消えて、台風情報がわからず不安だった」「冷蔵庫もクーラーも動かず、とても蒸し暑かった」などと話す。やっと電気が点くと「よかった」「普段の生活に戻れた」と喜んでいた。
写真(上)は台風21号で根こそぎ倒れ道路をふさいだ同市東家の愛宕山の木々。写真(中)は台風一過の濁流の紀の川=橋本橋上流付近。写真(下)紀の川に注ぐ大谷川の増水に備えた大型排水ポンプ車とホース。

更新日:2018年9月5日 水曜日 00:00

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