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天皇・皇后両陛下に早生柿を献上♪JA・荷造り式

天皇・皇后両陛下と和歌山県ゆかりの紀子さまが嫁いでいる秋篠宮家に献上する「ハウス柿の荷造り式」が、7月月30日、同県かつらぎ町妙寺のJA紀北かわかみ妙寺総合選場で行なわれた。
この献上柿は、JA紀北かわかみの施設柿部会が、昭和62年(1987)から毎年行ない、今年で31回目、荷造り式は14回目になる。会場は正面に国旗とJA旗を掲揚、紅白幕で飾り、JA紀北かわかみのキャラクター「かきたん」も登場した。
先ず、同柿部会の水浦言仁(みずうら・ときみ)部会長が「今年も皆様のご支援のお陰で献上できます」と謝辞。JA紀北かわかみの宮崎卓郎(みやざき・たくお)組合長は「今年は格別厳しい冬の寒さと、最近の台風や猛暑の中、誠にご苦労さまでした」と労をねぎらい「心のこもった柿ができました」と挨拶。県会議員や県関係者が祝辞を述べた。
この後、JA、県議、行政関係者ら10数人が、各自、白い手袋をはめ、卓上に並べられた柿を、一つ一つ丁寧に選別。いったん漆塗りのお盆に集めた後、15個入り4ケースの箱詰めにした。
この献上柿は、町内の3軒の柿農家が計45アールの畑でハウス栽培した刀根早生柿(とねわせがき)で、同施設柿部会は「水分コントロールがうまくできたので、糖度は15度~20度と甘く、大きさも2Lサイズ(220グラム以上)、色も形も味も上々です」と話した。
辻本正雄(つじもと・まさお)副部会長と木村恵一(きむら・けいいち)JA紀北かわかみ代表理事専務が、8月2日に上京し、宮内庁と秋篠宮家へお届けすることになっている。
水浦部会長は「宮内庁に献上できることは、誠に名誉なことで、うれしいです。私たち生産者はそれを励みに、今後も日本一の柿づくりに励みます」と誓っていた。
写真(上)は「宮内庁御用達」ハウス柿献上・荷造り式で挨拶する宮崎組合長。写真(中)は宮内庁に献上される刀根早生柿と手を振って喜ぶ「かきたん」。写真(下)はテーブルに置かれた約80個の刀根早生柿の中から献上柿を選別するJA、議会、行政関係者。


更新日:2018年7月31日 火曜日 00:00

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