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高野の花たち(167)涼しげに咲くヤブミョウガ

ヤブミョウガ(薮茗荷)はツユクサ科ヤブミョウガ属で、関東地方から九州の山地の林や薮の中に自生する多年草です。
名前の由来は、薮に生え、食用になるミョウガの葉とよく似ていることからといわれています。花言葉は「謙虚な美徳」「報われない努力」。
花は白色で、6弁花のようですが、内側の花弁3枚は1日でしぼみ、花茎の先に長い円錐花序(下の方になるほど枝分かれする回数が多く、全体では円錐形)を出して、小さな花を沢山つけ、同じ株に両性花と雄花を付けます。
葉は長楕円形で、茎の上部に6~7枚互生で付け、果実は直径5ミリほどの青藍色の球形で、草丈は50~90センチ。地下茎でも繁殖する強い植物です。
丹生都比売神社へ通じる山道の杉木立の縁に草茎を長く伸ばし、白い花を涼し気に咲かせていました。 (K記)


更新日:2018年7月27日 金曜日 20:21

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