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高野の花たち(164)トウキ、富貴で漢方薬栽培

トウキ(当帰)は、山地の岩の間などに生え、セロリに似た香りがするセリ科シシウド属の多年草です。
トウキの茎は多くの枝をひろげ、高さ60~90センチになります。葉は2~3回3出羽状複葉で、小葉にはとがった鋸葉があり、表面は濃緑色で光沢があります。枝先に小さな白い5弁花を無数につけます。
名前の由来は、トウキを漢方薬に配合すると頭痛、めまい、生理不順に効き目があることから、病人に与えると回復して健康に帰る「当(まさ)に帰る」ことからとか。
奈良県の天川温泉に行くと、温泉によって湯に配合したことを示す表が明記されているように、入浴剤としても利用されています。
花言葉は「インスピレーション」とか「優美」。
和歌山県高野町の富貴地区ではヤマトトウキと呼ばれ、4軒の農家が漢方薬の原料として栽培されています。いま畑のトウキの花が満開で、山間に美しさを添えています。
2月から3月にかけて、掘り出したトウキを天日干しして乾燥させた後、根に付いた土を落とし、湯で洗って再び乾燥させ、奈良県の製薬会社などに出荷されます。  (H記)

更新日:2018年7月13日 金曜日 22:11

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