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橋本地方で梅雨本番♪山河見え隠れ~災害に要警戒
梅雨本番を迎えた和歌山県橋本地方は6月20日、まちも山河も時折激しい雨に見舞われた。前日の大阪北部の大地震(震度6弱)で、橋本地方は幸い震度3程度で済んだが、雨季のまちや山河は警戒が必要であり、橋本市危機管理室(防災はしもとメール)は気象情報を配信し、防災・注意を呼びかけた。
この日、断続的に大雨が降り、京奈和自動車道や国道などは、乗用車もトラックもヘッドライトを点けて往来。JR・南海橋本駅前では、雨しぶきの中、通学・塾通いの生徒たちを母親らが車で送迎する。
南海高野線・紀の川鉄橋では、ゆっくりと電車が渡り、その下では濁流が音を立てる。時々さっと雨が上がると、橋本橋も山々も鮮やかに現れ、急流すれすれに夏燕がひるがえっていた。
防災はしもとメールでは、午前7時36分から「竜巻」をはじめ、「落雷」「ひょう」「急な強い雨」に警戒するよう呼びかけた。
夜の銭湯や居酒屋では「今年の雨季は6月上旬~7月中旬で、梅雨本番はこれから」とか、「ある程度の雨は山や田畑に必要だが、大地震だけは起きてほしくない」などと、口々に話し合っていた。
写真(上)は梅雨本番で濁流の紀の川と遠くの鉄橋を渡る南海電車。写真(中)は大雨にくもる紀の川南岸の山並み。写真(下)は小雨になると鮮やかな紫陽花や市街地の風景が現れる。
更新日:2018年6月21日 木曜日 00:00