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勇猛・幸村ら「和凧展」開幕♪カラフル九度山紙遊苑
戦国武将・真田幸村ゆかりの里、和歌山県九度山町慈尊院749の6の紀州高野紙伝承体験資料館「紙遊苑(しゆうえん)」で、4月20日、幸村や真田十勇士など、カラフルな全国の和凧(わだこ)を集めた「民芸和凧展」が開幕した。下西徳義(しもにし・のりよし)苑長は「どうぞ和凧の素晴らしさをご観覧ください」と呼びかけている。5月6日(日)まで。入苑無料。
会場には真田昌幸・幸村父子や真田十勇士を岩絵の具で描いた武者凧をはじめ、青森の津軽凧、北海道のイカノボリ、東京の奴凧、長崎や大分、茨木のセミ凧など約110点を展示。
世界遺産・丹生官省符神社所蔵の県指定美術工芸品「獅子頭(ししがしら)」をアレンジした「獅子頭凧」(縦1・3メートル、横9 5センチ)〟なども出展している。
この「民芸和凧展」は、同苑が開苑した1999年、弘法大師・空海が中国から製法を伝えたとされる高野紙にちなみ、和紙の素晴らしさを伝承しようと企画。ほぼ毎年開催している。
また、同町内では、武者人形や雛人形などを飾った人気の「町家(まちや)の人形めぐり」(~5月5日)を開催中で、5月4、5両日には名高い「真田まつり」が開かれる。
多くの観光客は毎年、「町家の人形めぐり」「真田まつり」とともに「和凧展」を楽しんでいる。
紙遊苑の開苑時間は午前9時~午後4時30分(入苑は同4時まで)。休苑日は4月23日(月)と24日(火)。問い合わせは紙遊苑(電話=0736・54・3484)へ。
更新日:2018年4月21日 土曜日 00:00