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来てね♪無料陶磁器リサイクル市~林間田園都市駅前

家庭で不要になった食器などを持ち寄り、それを必要とする人々に持ち帰ってもらう、和歌山県橋本市の各地域主催の「無料陶磁器リサイクル市」が、多くの市民から「とても楽しい」と大反響を呼んでいる。12月3日(日)には、同市三石台の南海高野線・林間田園都市駅・駅前広場で開かれる。橋本市衛生自治会は「皆さんの楽しさに加えて、埋め立てゴミ削減にもつながります」と、参加を呼びかけている。
この「無料陶磁器リサイクル市」は、もともと橋本市衛生自治会が、平成27年(2015)3月の「花と緑のリサイクル 花まつり」(市民病院前)からスタート、毎年2、3回開いてきた。
同自治会は「もっと盛大に」と今年4月、同市内の109全地区主催で開催するよう依頼。これを快諾した矢倉脇区が先ず10月2日、同区内駐車場で開催。陶磁器持ち込みには、区民15人が協力した。同29日は高野口町応其、信太区が高野口地区公民館前で開催。台風22号の接近当日にもかかわらず、約80人が協力。11月26日には橋本、山田、学文路区が、橋本市保健福祉センター前で行い、約150人が協力。大きな盛り上がりを見せた。
12月3日(日)午前10時~正午には、三石台区自治会、みついしDai好きプロジェクト主催で、林間田園都市駅前広場で開催=雨天の場合は同10日(日)に延期=する。
三石台区に住む人々が不要になった陶磁器類を持ち寄り、希望する市民が品定めして持ち帰る。残った陶磁器類は、リサイクル業者に引き渡され、粉砕のうえ道路舗装材などに再利用される。
持ち込めるものは、陶磁器やガラス食器(お茶碗、お皿、コップ、花瓶など)で、持ち込めないものは粗大ゴミ状のものや、プラスチック、金物などの別素材が付いたもの。会場では「生ゴミ堆肥化・説明ブース」も設けられ、環境美化の大切さを学ぶことが出来る。
橋本市衛生自治会・事務局担当の中西いずみさんは、「各地区のご協力のお陰で、今年4~11月の陶磁器持ち込み量は計12・5トンにのぼります。持ち帰られるのは、全体の約3割、あとはリサイクル業者に引き取ってもらいます。参加される市民も増えて、大賑わいです」と喜んでいる。
なお、同会場では、ゴミを拾ってビンゴを楽しんみ景品をゲットする「ゴミ拾いビンゴ」も併催されることになっている。雨天の場合は10日(日)に順延。参加無料。
問い合わせは橋本市衛生自治会事務局(生活環境課内=電話0736・33・3715)へ。
写真は11月26日に橋本市保健福祉センター前で大盛況だった「無料陶磁器リサイクル市」=同市衛生自治会・撮影。


更新日:2017年11月30日 木曜日 00:00

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