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あぁ秋天♪菊花展開幕~杉村公園・丹精込め500鉢

美しい自然に恵まれた和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園・芝生広場で、久しぶりの秋晴れとなった10月26日、県内最大級の第45回「橋本市民菊花展」が開幕した。主催する橋本市民菊の会=矢野佳世子(やの・かよこ)会長=は「すべて会員が、丹精込めて育てた菊ばかり。ゆっくりご観覧ください」と呼びかけている。
11月15日まで。観覧無料。
展示会場は、芝生広場の通路両側に花壇を設け、立簾(たてすだれ)で囲って、「大菊」「福助」「だるま」「懸崖(けんがい)」「学校」「総合」など各部門ごとに展示。会員約20人と橋本市立高野口、柱本、三石小学校の各児童らが育てた約500鉢を飾った。
とくに矢野会長や中前和代(なかまえ・かずよ)さんの「総合花壇」は大菊・小菊、懸崖などをきれいに配置。まるで日本庭園のように情趣があふれ、家族連れや若いカップル、犬と散策する女性、大阪の小学生グループなど、多くの菊ファンが次々と見入っていた。
ただ今回は、先の超大型台風21号の影響で、すでに準備していた1棟の立簾が吹き飛ばされ、約30鉢が被害を受けたため、会員の育てた別の菊を飾った。さらに28日(土)以降は、再び台風22号が紀伊半島沖を通過する見込みで、今年は市役所玄関前の菊花展を中止することにした。
矢野会長は「きょうは秋空も菊もいきいき。気持ちのいい開幕日和となりました。次の台風もなんとか乗り切りたいと思いますので、皆様お揃いで遊びに来てくださいね」と話していた。
観覧時間は午前9時~午後4時。問い合わせは橋本市経済推進部シティーセールス推進課(電話=0736・33・6106)―。
写真は秋空に恵まれた開幕初日の「橋本市民菊花展」の風景。


更新日:2017年10月27日 金曜日 00:00

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