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「高野の花たち」(135)甘い香りのリョウブ咲く

リョウブ(令法)は、日本のいたるところで見られる落葉樹で、高さ8~10メートルに達します。日当たりのよいやせ地、尾根などに多く生え、夏に穂状の白い花を咲かせます。
花の一つ一つは梅に似て、さわやかな香りを放ちます。平安時代のころ、救荒植物として、畑の隅に植え、葉の採取と貯蔵を命じる「御触れ」が出されたため、「令法」を当て、リョウブと呼ばれるようになりました。
昔は葉を米や穀物に混ぜて、リョウブが飯として食べられていたそうです。
春には山菜として、若葉を天ぷらにもできます。木の肌がサルスベリのようにすべすべし、樹皮が剥離し、まだら模様が見られます。材は緻密で美しいため、床柱や花筒などにも用いられます。特に老木は、独特の風情があり、冬枯れの庭にも映えます。
丹生都比売神社(かつらぎ町)付近を歩いていると、どこからともなく甘い香りが漂い、ふと見上げると白い花が無数に咲いていました。
花言葉は「あふれる思い」。(S記)

更新日:2017年8月31日 木曜日 21:12

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