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南極の氷!不思議な音♪子供たちに自衛隊プレゼント

南極の昭和基地から、第58次南極地域観測協力隊・砕氷艦「しらせ」の持ち帰った氷が、7月13日、自衛隊和歌山地方協力本部橋本地域事務所=霜山章(しもやま・あきら)所長=から、和歌山県橋本市立清水小学校=栗川万須美(くりかわ・ますみ)校長、児童数89人=と清水幼稚園=園児8人=にプレゼントされた。
この日、同小学校の体育館に児童計97人が集合。陸上・海上自衛隊員計3人が、卓上に縦横約20センチ、幅約6センチの「南極の氷」を用意。
霜山所長(准海尉)がスクリーンに南極・昭和基地などを投影して、「南極の氷は1万~10万年前、降り積もった雪が、自らの重みで固まったもの」「南極の気温はマイナス93・2度にもなり、北極よりもはるかに寒い」「南極の氷には、大昔の空気が、そのまま閉じ込められています」などと紹介した。
この後、児童らは1列縦隊に並び、一人ひとり、南極の氷を両手で触ったり、耳を当ててと氷の溶ける音を聴いたり。同小3年の東小晴(ひがし・こはる)さん(8)は「南極の氷を触るのは初めて。やっぱり氷は冷たくて、ぷちぷちという不思議な音が、とてもおもしろかった」とにっこり。栗川校長は「自衛隊の方々のお陰で、子供たちの素晴らしい体験になりました」と謝辞を述べていた。
写真(上、下)は南極の氷に耳を当てて不思議な音を聞く子供と順番を待つ同級生たち。写真(中)は南極の氷に耳を当てる前に先生から髪を整えてもらう女の子。


更新日:2017年7月14日 金曜日 00:00

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