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獅子舞や数珠送り楽し♪子供ら3世代交流の夏祭り
子供たちの健康を祈る「3世代交流の夏祭り」が7月10日、和歌山県橋本市の古佐田区民会館で開かれ、橋本こども園=野上紀代(のがみ・のりよ)園長=の子供たちが、「獅子舞」「数珠送り」「人形劇」「紙芝居」を楽しんだ。
古佐田老人クラブ=池永恵司(いけなが・けいじ)会長=主催で、橋本こども園の子供たちと、引率の保育士・教諭、親、祖父母ら計約80人が参加した。
池永会長が真っ赤な顔をした獅子頭(ししがしら)を担当。獅子が首を振り、尻尾を上げて、ひょうきんな格好で、踊りながら登場すると、子供たちは「わぁーっ」「こわーい」などと大騒ぎ。
初めは震えていた子供たちも、やがて獅子が大好きになり、獅子が大きく口を開けると、「ハーイ」と頭を差し出し、噛んでもらい、幸せをもらっていた。
次の「数珠送り」は、直径約2センチの玉を600個もつないだ約30メートルの長さのジャンボ数珠で、その1か所には直径7センチの大玉と長い房が飾られている。
子供たちは、大輪の形に置いたジャンボ数珠を囲んで着座。
同クラブの葛原年子(くずはら・としこ)さんが、鉦(かね)を叩きながら、「おん かかかび さんまえい そわか」と呪文をとなえると、子供たちは数珠を握って、時計の針回りに送る。
大玉と房が自分のところに回ってくると、それを高くかざして、目をつむり、自分や家族の幸せを祈っていた。
また、橋本市ボランティア連絡協議会の山本みや会長の演出で、クラブ員が「飛んでったバナナ」などの人形劇を上演。橋本市出身の人気の街頭紙芝居師・鶴谷光子(つるたに・みつこ)さんが紙芝居のクイズや「忍者ロボ」などを披露すると、子供たちは歓声を上げていた。
写真(上)は「こわい」でも「かわいい」獅子舞に大喜びの子供たち。写真(中)はジャンボ数珠送りを楽しむ子供たち。写真(下)は子供たちに紙芝居を披露する鶴谷さん。