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「高野の花たち」(131)神の頭キバナノショキラン

キバナノショキラン(黄花の鍾馗蘭)はラン科ショキラン属。花は6月から7月にかけて。このキバナノショキランは、近い将来に野生絶滅の危険性が高い種をいう絶滅危惧種1B類。
山地の落葉樹林下、杉の植林地に極めて稀に生える高さ20~30センチの葉緑素を持たず、根に共生する細菌から養分をもらって生長する腐生植物。
黄褐色を帯びた花を7~15個上向きに咲かせます。花茎に厚みがあり、やわらかい質感の花です。
黄色い花の姿を鍾馗(しょうき)、5月人形にもなっている中国に伝わる疫病神を追い払い、悪魔を除くという神の頭に見立て、黄色い事から名づけられました。
私がこの花を見たのは数年前。仲間と高野山町石道の下見研修の時。10町石付近を登っていたおり、道端の白いものが気にかかり、立ちどまり確かめると、陶器のかけらでした。
と同時に次に足を運ぶと、丸太の下で咲く花。これは何の花か。私にとって初めてお目にかかる花です。
同行の仲間は、キバナノショキランと教えてくれました。色んな知識を秘めた素晴らしい仲間です。
この花は、高野山開創1200年に合わせるかのように、お山を守るために咲いたのだと思いました。(E記)

更新日:2017年7月9日 日曜日 23:37

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