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ウインズ平阪さんプチライブ♪18日あじさいまつり
奈良時代の女性史ヒロイン「中将姫伝説」で知られる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で、今、紫陽花(あじさい)が色づき、満開を迎える6月18日(日)には、第10回「あじさいまつり」が開かれ、同市高野口町出身在住のシンガーソングライター・ウインズ平阪さんの「プチLIVE」などがある。あじさい園づくりに働いてきた元恋野区長の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さんは「ぜひ、楽しいひとときを過ごしてください」と呼びかけている。雨天決行。入場無料。
「あじさいまつり」は、中将姫旧跡保存委員会が主催、恋野地区公民館、橋本市観光協会が後援する。
恋野地区は中将姫が隠れ住んだと伝えられる紀ノ川南岸の丘陵地。地元の人たちが約20年前から、本田池(ほんでんいけ)周辺で、紫陽花(あじさい)約50種5000本を植栽。今、あじさい園の下草は綺麗に刈り取られ、紫陽花が手毬(てまり)のように開花して、今、その花影から、ふと、中将姫があらわれそうな雰囲気。
「あじさいまつり」は午前9時から開催。紀州紀ノ川太鼓が、オープニングと午前11時30分からの2回、和太鼓を演奏。午後1時~同2時20分には、ウインズ平阪さんの「トーク&プチLIVE」が繰り広げられる。
会場周辺では名産・恋野米や柿の葉寿司、餅、野菜、ソフトクリームなどを販売して「うまい」と喜ばれ、「あじさいまつり」には地元はもちろん、大阪・奈良両府県からも大勢の観光客がマイカーなどで参集。夏帽子に日傘または雨傘姿で、「中将姫伝説の里」の紫陽花の世界を満喫している。
問い合わせは恋野地区公民館(月曜休館)(電話0736・33・2458)。
一方、恒例の第18回「恋し野寄席」=親父の料理教室主催=は、6月25日(日)午後1時半に開場、同2時に開演。テレビでおなじみの桂雀々さんや桂優々さん、すずめ家すずめさんが話芸を披露する。
この地方寄席を企画した同市隅田町の割烹「勝一(かついち)」の中西修(なかにし・おさむ)さんは、「6月中旬は紫陽花に心洗われ、下旬は落語で大いに笑ってください」とPRしている。
入場料(運営協力金)は前売券2000円、当日券2500円。チケット販売は恋野地区公民館や、世話人・前田さん(電話090・1678・4734)、割烹「勝一」(電話0736・32・8717)。
写真(上)は「恋し野 あじさい園」でオリジナル曲を披露するウインズ平阪さん=昨年のあじさいまつり。写真(中)はウインズ平阪さん=左=と紀州紀ノ川太鼓=チラシより。写真(下)は今年も綺麗に色づいた「恋し野 あじさい園」の紫陽花。