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愛犬と至福のボール遊び♪桜の杉村公園で佐野さん

四季の自然豊かな和歌山県橋本市の杉村公園で、愛犬とボール遊びをして「日々是好日」を送っている女性がいる。同市高野口町在住の主婦・佐野和美(さの・かずみ)さんで、佐野さんは4月6日、「ボール遊びをしている時が、愛犬も私も最高の幸せです」と笑顔を見せていた。
この愛犬はすごく瞬発力・跳躍力があるとされるボーダーコリー(イギリスのスコットランド地方原産の中型犬)。名前は「エルくん」で、性別はオス、年齢は1歳半。
佐野さんは4月6日の昼前、エルくんをマイカーに乗せて、杉村公園に到着。この日も染井吉野が5分咲きの頂上公園・芝生広場で、元気よくボール遊びに挑んだ。
佐野さんが、前に待機するエル君に、ソフトテニスボールよりも柔らかいボールを見せた後、ぱっと空高く投げたり、芝生に叩きつけて大きくバウンドさせたり。その瞬間、エルくんは大きくジャンプ、するどく猛突進して、見事、パクリとボールをくわえると、尻尾を振りながら、佐野さんの手元へボールを返す。
その行動範囲は半径約30メートル、運動時間は1時間以上にも及び、最後には佐野さんもエルくんも、息をふうふう、心臓ぱくぱく。エルくんは、まるでプロ野球選手かサッカー選手みたいに、勇ましく輝いて見える。
佐野さんは、昨年4月頃から連日、エルくんとボール遊びに挑戦。舞台は主にこの芝生広場で、夏は九度山町の紀の川にそそぐ紀伊丹生川・河川敷に移る。
佐野さんは、例えば真冬の杉村公園で、雪を丸めて上空に投げたら、エルくんはボールと間違えてパクリ。ああ、冷たい、冷たい。夏は紀伊丹生川にボールを投げ込むと、エルくんは川にダイビングして、流れるボールを捕まえる。
エルくんがくわえて壊れてしまったボールは、すでに20数個にのぼるほどで、今ではその「仲良し風景」を見学したり、「私にもボール投げさせて」と頼んだりする市民も多い。
佐野さんは「私もエルも、散歩は楽しいけれど、それだけでは満足できなくて…。春は桜、秋は紅葉、冬は雪の中で、かならずボール遊びに興じています」と説明。
「私の場合、子育てが一段落したので、今は家族の一員であるエルと、至福の時間を過ごしています」と話し、エルくんの頭を撫でていた。
写真(上、中)は佐野さんが投げたボールにアタックするエルくん、写真(下)は桜5分咲きの杉村公園でエルくんと休憩する佐野さん。


更新日:2017年4月7日 金曜日 00:00

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