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ぎょぎょ「魚まき」に大歓声♪橋本で旧初午の珍行事

「餅(もち)まき」ならぬ「魚(さかな)まき」という珍しい「厄除け行事」が、旧・初午(はつうま)の3月8日、和歌山県橋本市賢堂1114の1、奈和建設=乾芳之(いぬい・よしゆき)社長(56)=で行われ、大勢の市民を喜ばせた。
用意したのは、鯖(さば=体長約40センチ)40匹、秋刀魚さんま=同30センチ)50匹。もちろん紅白の餅、うどん玉、コンニャク、天ぷら、お菓子、パンなど、バラエティーに富んだ品々もそろえた。
乾社長と妻・喜代美(きよみ)さん(53)、長男、二男、長女の5人が、同社南側のガレージの屋根に登場。乾社長が「今年も当社やうちの〝カラオケ喫茶シマクラ〟をごひいきに。この行事は来年も続けます」と挨拶すると、市民から「わかった、頼むよ!」という声が飛び交った。
この後、乾社長ら5人が「餅まき」や「お菓子まき」を行い、最後に乾社長が、喜代美さんからビニールで包んだ新鮮な鯖や秋刀魚を受け取り、次々と空高く投げると、待ち構えていた市民らは大歓声。
鯖や秋刀魚は、高らかに宙を舞い、運よくキャッチした女性や子供たちは、「見て、見て」「これ、すごいやろ」などと自慢し、「今晩みんなで食べよ」などと目を輝かせていた。
この行事は平成11年(1999)、乾社長41歳の厄年から毎年、旧・初午に実施。乾社長は「きょうは天気もよく、皆さんの元気な姿を見て、とてもうれしかった。お互いの幸せを祈りながら、この行事はずっと続けます」と話していた。
平成30年の同行事の問い合わせは同社(0736・32・3733)へ。
写真(上、中)は「餅まき」ならぬ「魚まき」をする乾社長の一家。写真(下)はこの日用意された沢山の鯖やお菓子などの品々と乾社長の家族たち。


更新日:2017年3月9日 木曜日 00:00

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