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家族連れで憩えるよ♪紀ノ光台南公園…丸高稲荷裏側
高野山系の山々を見渡せる和歌山県橋本市隅田町垂井の丸高稲荷(まるたかいなり)神社裏山に完成した「キノコ形の休憩所」や、その西側にできた「紀ノ光台南公園」が、市民の静かな憩いの場になっている。この素晴らしい空間を知らない市民も多く、関係者は「桜の名所・丸高稲荷神社に来られたら、ぜひ、裏山周辺でも遊んでください」と言っている。
丸高稲荷神社は、国宝・人物画象鏡の伝わる隅田八幡神社の末社。大鳥居付近から神社までの坂道には、計83基の朱塗りの「鳥居のトンネル」が続く。山上には紀伊山地がパノラマ状に見える展望棟がある。
その北側に完成した「キノコ形・休憩所」は、丸高山保勝会(約180人)が建設。高さ約3メートルで総ヒノキ製。雨の日は雨宿り、夏は日陰になる。
その西側の橋本市が新設した紀ノ光台南公園(約4300平方メートル)には、ステージやブランコ、ターザンロープ、ミニシーソなどの遊具、紀州緑石を使ったテーブルベンチ(7か所55脚)、公衆トイレ(障害者用など6器)、駐車場がある。
穏やかに晴れた日曜日、近くのニュータウンに住む家族連れ約10人が、テーブルベンチに集まり昼食。子供たちはお母さんに見守られながら、あちこちの遊具で戯れ、歓声を上げていた。
今後、花見シーズンには、丸高稲荷の満開の桜見物とともに、紀ノ光台南公園のテーブルベンチや遊具、トイレなどを活用することになり、市民の憩いの場として定着しそう。
丸高稲荷神社は、京奈和自動車道・橋本東ICから側道を西へ3分前後直進したところで、その西側に「キノコ形・休憩所」や「紀ノ光台南公園」がある。車の場合、同橋本東ICから基幹道路・林間田園都市線を北西に走り、理工協産KK橋本工場前の信号を左折直進するとよい。
写真は見晴しのいい丸高稲荷神社裏側で市民の憩いの場所になっている紀の光台南公園。