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子安地蔵寺で椿次々開花♪24日・ご本尊ご開帳

多くの女性たちに「安産祈願所」として尊崇される、和歌山県橋本市菖蒲谷94の高野山真言宗・子安地蔵寺(こやすじぞうじ)は、1月24日(火)のご本尊「地蔵菩薩立像(木彫)ご開帳」をひかえて、庭内の沢山の椿(つばき)が次々と開花し、無数の蕾(つぼみ)が膨(ふく)らみ始めている。同寺は関西でも名高い〝藤の寺〟だが、島田弘恭(しまだ・こうきよう)住職は「実は藤であると同時に、この季節は〝椿の寺〟でもあり、これからどんどん開花しますので、ご開帳日を含めて、ぜひ、ご観覧ください」と言っている。
同寺の話では約30年前、本堂南側の庭内に約100種類100数十本の椿の苗木を植栽。毎年12月から4月下旬頃まで、大輪や小輪の赤、白、ピンクなど、色とりどりの椿が開花し、落ち椿もそれぞれの樹下を飾る。
今は境内に祀られた水子地蔵尊や本堂、鐘楼付近などで、屋根に反り返る鯱(しゃちほこ)や鬼瓦をバックにして、一幅の絵のように咲き誇っている。
同寺は「紀州徳川家代々安産祈願所」「一切女人安産守護祈願所」「小児開運厄除之祈願所」で、1月24日午前10時から本堂でご本尊「地蔵菩薩立像」をご開帳、午後2時から島田住職らが法要を勤め、同3時から大もち投げが繰り広げられることになっている。
島田住職は「当寺では椿など四季折々の花を栽培しています。とくに妊娠中の女性には、花を眺め、心を和ませていただきたいと思います」と話していた。
同寺への交通の便は、電車の場合=南海高野線・御幸辻駅で下車して徒歩約30分。同・林間田園都市駅か橋本駅で下車してタクシーで約15分。自動車の場合=大阪方面からは、国道371号を南下して南海高野線・御幸辻駅から約5分。和歌山市方面からは、国道24号の橋本市岸上の信号から約7分。
・入山料は300円(中学生以上)。問い合わせは同寺(0736・32・1774)へ。
写真(上)は子安地蔵寺の水子地蔵わきに咲いたピンクの椿。写真(中)は真っ白い椿。写真(下)は鐘楼の鯱の影をバックに咲く椿。


更新日:2017年1月22日 日曜日 00:00

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