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十三仏彫板画の奉納法要♪21日・定福寺で幸せ祈願

和歌山県橋本市賢堂の世界遺産・高野参詣・黒河道(くろこみち)入口にある高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)で、1月21日(土)、初の「十三仏彫板画(じゅうさんぶつちょうはんが)・奉納法要」が営まれる。この「十三仏彫板画」は、大阪府阪南市の彫板画創始者・田村茂(たむら・しげる)さん(69)と橋本市東家の紀州高野組子細工師・池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さん(70)の合作。生地清祥(おんじ・せいしょう)住職は「十三仏に祈りを奉げ、ゆっくり御観覧ください」と言っている。参拝・観覧無料。
黒河道は昨年10月に世界遺産に追加登録され、同寺では檀家や田村さん、池田さんと相談のうえ、「参拝・観光客の願意が仏様に届き、心癒されるように」と十三仏制作・奉納祈願を企画した。
「十三仏」とは人の死後、初七日から三十三回忌までの忌日を司(つかさど)る仏様のこと。初七日の不動明王、二・七日の釈迦如来、三・七日の文殊菩薩、四・七日の普賢菩薩、五・七日の地蔵菩薩、六・七日の弥勒菩薩、七・七日の薬師如来、百か日の観世音菩薩、一周忌の勢至菩薩、三回忌の阿弥陀如来、七回忌の阿閦(あしゅく)如来、十三回忌の大日如来、三十三回忌の虚空蔵(こくぞう)菩薩を言う。
田村さんは計13枚の十三仏彫板画(縦横約76センチ)を制作、池田さんが額縁を作って綺麗に装飾。これまで参拝・観光客200人が、1人1000円の御祈祷料を納めて、「家内安全」「交通安全」「病気平癒」「学業向上」「良縁成就」などの願い事と住所、氏名を記帳。それを生地住職が十三仏彫板画の裏側に清書して、1月19日、同寺本堂内の上部壁面に取り付けた。
「十三仏彫板画・奉納法要」は弘法大師・空海の命日にあたる21日午後1時から営まれ、生地住職が読経、檀徒総代ら約20人と参拝者が合掌して、「願意届け」と祈る。
同寺は奉納記帳者全員に、本尊・阿弥陀如来の梵字(ぼんじ)と弘法大師の御朱印入り奉納お札を送付する。今後も奉納記帳は続けられ、生地住職が1年に1回それを清書して、奉納法要を営むことになっている。
生地住職は「十三仏彫板画のお陰で、本堂が輝かしくなりました」と田村さんや池田さん、奉納記帳した参拝客に謝辞。「皆様にはぜひ十三仏をご覧になり、幸せになってほしい」と語っていた。
写真(上)は十三仏彫板画を定福寺・本堂の壁面に取り付ける右から池田さん、田村さん、それを見守る生地住職。写真(中)は田村さん制作の定福寺の御本尊・阿弥陀如来の彫板画。写真(下)は十三仏彫板画の取り付け作業に取り組む池田さんと見守る田村さん=定福寺縁側で。

更新日:2017年1月20日 金曜日 00:00

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