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雪に輝く高野山・金剛峯寺♪大通りは懸命の雪かき

世界遺産の霊峰・高野山(和歌山県高野町)は1月17日、ここ2日間にわたり降り続いた雪はやんだものの、山内は5~8センチの積雪となった。高野山真言宗総本山・金剛峯寺も壇上伽藍も大門も、綺麗に雪化粧。さすがに参拝・観光客の姿はまばらだったが、真冬の高野山の風景をしっかり眺め、手を合わせていた。
この日、金剛峯寺の檜皮(ひわだ)葺き屋根や山門、鐘楼も雪に覆われ、石楠花(しゃくなげ)に囲まれた境内の池も凍りついて、その上に雪が積もっている。
山内の塔頭寺院の門前や、大通りの土産物、民家の玄関の前では、修行僧や商店主らが必死で雪かき。奥の院・御廟に続く参道沿いでは、戦国武将らの墓石群が、千年杉からの落雪をかぶる。
参拝・観光客らは滅多に見られない「白銀の高野山」をスマホ撮影して、家族や友人らに配信する。山内の喫茶店主は「雪は15、16両日に激しく降りましたが、17日には時々太陽が顔を出して、積もった雪をかなり解かしてくれました。天気予報では数日後、再び雪が降りそうですが、雪の高野山もいいものですよ」とアピールしていた。
写真(上)は雪化粧した高野山・金剛峯寺。写真(中)は冬の太陽に輝く金剛峯寺の鐘楼。写真(下)は塔頭寺院が並ぶ大通りの雪かき風景。


更新日:2017年1月17日 火曜日 15:10

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