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居合演舞!隅田八幡に奉納~寺本宮司「気迫大切に」

和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社=寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司=で平成29年元旦、真剣による「居合演舞の奉納」があり、大勢の初詣客に清々(すがすが)しい精神を披露した。
奉納したのは同市の「居合道愛好会」=山本文男(やまもと・ふみお)会長=の無外流(むがいりゅう)5段・曽和睦雄(そわ・むつお)さん、無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)4段・山本和樹(やまもと・かずき)さん、神道無想流(しんとうむそうりゅう)3段・岡本洸聖(おかもと・こうせい)さん、岡本さんの妻で同2段・佐織(さおり)さんの4人。
寺本宮司の「お祓い」で心身を清めた後、演舞を開始。2人が対峙して、一瞬の攻撃をかわし、相手を倒す「立ち技」や「座り技」、棒で相手を制する「棒術」を演じると、とくに見物の子供たちは息をのむ。
さらに片手で剣をあやつる「片手早技」や、垂直に立てた巻きわらの「試し切り」を披露し、最後に山本会長が、自ら剣を執って「試し切り」の神髄を見せると、巻きわらは軽々と切り落とされ、参拝客から大きな拍手が起きていた。
この「居合演舞の奉納」は30数年前から続いており、寺本宮司は「本日は穏やかな元旦で何よりです。今年も居合道の気迫、清らかな心身、静と動を心に収め、幸せな日々でありますように」と祈っていた。
写真(上、下)は隅田八幡神社に奉納される居合演舞。写真(中)は見事な巻きわら「試し切り」を披露する山本会長。


更新日:2017年1月2日 月曜日 00:44

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