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児童3人「橋本市長・1時間体験」♪決裁や名刺交換

和歌山県橋本市=平木哲朗(ひらき・てつろう)市長=は、橋本体感クーポン『小学生のための1時間市長体験』を開き、市内の小学生3人が参加、市長室や市議会議場などで、市長の仕事の一端を学んだ。
「橋本体感クーポン」は、人々に橋本市への関心や愛着を深めてもらおうと、LINE@で配信。希望者3人が当選・参加した。3人は小学校5年生の塩山修平(しおやま・しゅうへい)くん、同4年生の折口清芽(おりぐち・せいが)くん、同2年生の萩原空美(はぎはら・そらみ)さん。
市長室で行われた市長委嘱式で、3人は平木市長から「1時間市長」のタスキを掛けてもらい、同市マスコットキャラクター「はしぼう」のイラスト入り名刺を受け取り、名刺交換の仕方を学んだ。
平木市長は応接室で、3人に市長の仕事や橋本の特産品(柿・オムレツ、紀州へら竿)などをレクチャー。そこへ職員がやってきて、「すみません、はしぼうの出演依頼の決裁を忘れていました」と頭をかく。
市長席に座った3人、職員が提出した書類にハンコを押す。その際、平木市長は職員に対し、「なぜ、今頃になったのか」と叱責を演出。子どもたちは、やや緊張感と面白さの中で、市長決裁の瞬間を体感していた。
この後、市議会議長室に中本正人(なかもと・まさと)議長を表敬訪問。3人は教えられた通り、それぞれ自分の名前を告げ、両手で名刺を差し出し、丁寧にお辞儀して、その礼儀正しさが中本議長を感服させた。
市議会本会議場では、市長席に着席したり、答弁席に立ったり。「マラソン選手になりたい」などと将来の夢を語り、市議会の雰囲気を味わった。最後に3人は、市長室で平木市長やはしぼうとともに記念撮影。子どもたちは「とても楽しかった」と、可愛い笑顔を見せていた。
一方、これとは別に11月6日には、橋本市議会議場で「こども議会」を開催。中学生4グループ18人が議員、支援学校生が発表1団体として議員席に着席。市当局席には市長や教育長、各部長らが着席した。
議長役の高野口中3年・山村梨央奈(やまむら・りおな)さんが開会・閉会宣言、平木市長が開会・閉会挨拶を担当。4グループは「橋本市の自然環境」「児童館のリサイクル体制」「観光事業」「スポーツ振興での街おこし」をテーマに質問体験した。
山村さんは「打ち合わせを重ねて、質問しました。まちづくりに生かしてくれたら…」と希望。平木市長も「皆さんの提案について、できることは市政に反映させたい」と挨拶していた。
写真(上)は平木市長に見守られながら決裁書類にハンコを押す「1時間市長」を体験する児童。写真(中)は中本市議会議長と名刺交換する児童たち。写真(下)は平木市長やはしぼうと一緒に記念撮影する児童たち=写真は橋本市撮影・提供。


更新日:2016年11月8日 火曜日 00:00

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