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蝶々は舞い、百歳藤は輝き…♪「楽描会展」が開幕
和歌山県橋本市文化協会長で新世紀美術協会委員の鈴木源二さん(72)とその弟子12人の絵画を集めた第10回「楽描(らくがき)会展が、6月24日、橋本市民会館4階展示室で開幕した。26日(日)まで。観覧無料。
会場には鈴木さんの油彩「風の中で」やスケッチ「ヘルチア」など8点と秋田美子(あきた・よしこ)さんの「百歳藤」など弟子の作品50点を展示。
「風の中で」は、水色の世界の空で、シャボン玉のような玉や、幾つもの揚羽蝶が舞っている、夢のような時空があらわれている。
「百歳藤」は、洞のある大樹が勢いよくよじれ、空から紫色の藤の花が、輝きながら垂れている風情。このほか、この季節のあじさいや、住吉大社の太鼓橋、無花果(いちじく)など、花や風景、果実などの作品が飾られている。
他の出展者は大町紀代子さん、北澤恭子さん、芝満子さん、藤本知世さん、松本桂子さん、出山良子さん、岡崎ひとみさん、桑原近枝さん、谷川嬢子さん、前田美知子さん、森本和子さん。
展示時間は午前9時30分~午後5時(最終日は同4時)。
第52回「橋本絵画同好会展」と同時開催。
写真(上)は鈴木源二さんの「風の中で」。写真(中)は「楽描会展」の展示風景。写真(下)は秋田美子さんの「百歳藤」。
更新日:2016年6月24日 金曜日 23:21