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紫陽花&歌に心洗われ♪ウインズ平阪さんLIVE

奈良時代のヒロイン〝中将姫伝説〟で知られる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で、6月19日、「あじさいまつり」(同実行委員会主催)が開かれ、約5000本の紫陽花(あじさい)が満開の丘陵地は、橋本・伊都地方や近府県から訪れた大勢の観光客でにぎわった。
この日午前、梅雨曇りの中、本田池のほとりで、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や畑野富雄(はたの・とみお)橋本市観光協会長らが「今年も綺麗に咲きました」「橋本を元気なまちに…」と挨拶して開会。
テント張りの仮設店舗では、地元の人たちが、名物・恋野米や酒をはじめ、餅、野菜、ソフトクリームなどを販売。観光客らは紫陽花見物と軽い飲食、買い物を楽しんだ。
午後1時には、激しい雨の降る中、同市高野口町出身のウインズ平阪さんの「トーク&プチLIVE」が開かれ、平阪さんがテント張りの仮設ステージに登場。
自ら作詞・作曲した紀の国わかやま国体わかやま大会のテーマソング「明日へと」(ダンスバージョン)や、平阪さんが過去発売した110曲の中で1番ヒットした「君が抱きたい」など10曲を歌い上げた。
ウインズ平阪さんは、土砂降りの雨の中、冒頭で「私は太陽の神様と友達、今から15分で雨はやみます」と、冗談っぽく断言したところ、何と3曲目を歌う頃にはピタリと雨が上がり、客席の傘、傘、傘はたたまれて、「ほんまや」「当たったわ」と大喜び。
平阪さんの人々を愛し、郷土を愛する「世界中に笑顔を」「橋本愛讃歌」などを歌うと、その歌声は紫陽花の丘に流れ、観光客らは素敵なオリジナル曲や、雨上がりの紫陽花の美しさに心を洗われていた。
一方、恒例の「恋し野寄席」=親父の料理教室主催=は、7月3日(日)午後1時半に開場、同2時に開演。テレビでおなじみの桂雀々さんや桂優々さん、すずめ家すずめさんが話芸を披露する。この地方寄席を企画した同市隅田町の割烹「勝一(かついち)」の中西修(なかにし・おさむ)さんは、「6月は紫陽花で心洗われ、7月は落語で笑顔に…」とPRしている。
入場料(運営協力金)は前売券2000円、当日券2500円。チケット販売は恋野地区公民館や、世話人・前田さん(電話090・1678・4734)、割烹「勝一」(電話0736・32・8717)。
写真(上)は雨上がりの中、オリジナル曲を披露するウインズ平阪さん。写真(中)は激しい雨の中で歌い始めの客席は傘、傘、傘の波。写真(下)は雨の紫陽花を見物する人たち。


更新日:2016年6月20日 月曜日 00:00

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