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開幕♪紀北文人展、それぞれの世界展~教育文化会館

和歌山県の紀北地方の文人墨客の作品を集めた第69回「紀北文人展」と、橋本市の洋画家・面矢元子(おもや・もとこ)さんとその弟子たち計10人の作品を集めた第16回「それぞれの世界 アトリエM,Art展」の2つの展覧会が、1月22日(金)、同市東家1の6の27の橋本市教育文化会館4階で始まった。24日(日)まで。入場無料。
「紀北文人展」は紀北文人会=坂部蒼石(さかべ・そうせき)会長=主催で、個性豊かな書、日本画、陶芸、木版画、石刻、生け花など約40人の作品を展示。
例えば、まさに潮騒が聴こえてきそうな坂中典子(さかなか・のりこ)さんの墨象「潮(うしお)」の大作や、石の中から微笑みかけてくる防野宗和(ぼうの・そうわ)さんの石刻「のほとけ」など、心癒される作品が多い。
書家の後藤加寿恵(ごとう・かずえ)さんは「いずれも紀北文人会の推薦作なので、見ごたえがあります。ぜひ、ご覧ください」と言っている。
「それぞれの世界 アトリエM,Art展」は、面矢さんと弟子9人の計43点(油彩・水彩)を出展。最大は中村昭(なかむら・あきら)さんの「みくりが池」で、山が空にそびえ、池にその山が映る質量感のある60号の大作。最小は中西恵子(なかにし・けいこ)さんの「寒椿」で、白、赤、ピンクの花びらが心にしみる葉書き大の作品。
面矢さんは「私たちはいつも自由題で、絵を楽しむことをモットーとしています。作品にはそれぞれの心がにじみ出ていると思います」と観覧を呼び掛けている。
両展とも午前9時30分~午後5時(最終日は同4時)。
写真(上)は「紀北文人展」の会場風景。写真(中)は観賞者を魅了する斉藤和夫さんの「幻想」。写真(下)は素敵な作品を観賞する人たち。


更新日:2016年1月22日 金曜日 18:00

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