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獅子舞や和太鼓楽し♪光三宝荒神・護摩供に200人

和歌山県橋本市神野々の「光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんじゃ)」=菅原成典(すがわら・せいてん)管主=で、1月13日、護摩木を焚いて家内安全などを祈る「初荒神(はつこうじん)」(柴燈護摩供=さいとうごまく)が営まれた。和太鼓グループ「鼓舞(こぶ)」よる太鼓・横笛・獅子舞の奉納・披露もあり、集まった約200人の参拝者を感激させていた。
同神社の隣には御供所「観音寺(かんのんじ)」=菅原章光(しょうこう)住職=があり、管主と住職ら5人が読経と散華。さらに拝殿で般若心経を唱えた後、参拝者らは2拍手1礼で祈願。菅原住職が「今年は申年(さるどし)です。去年のいやなことは〝忘れサル〟こととし、今年1年を〝いい年でごザル〟としてください」と挨拶した。
続いて「柴燈護摩供」を開始。境内に4本の竹を立てた「聖域」の真ん中で、うず高く積まれた檜葉(ひば)山にタイマツの火が移されると、炎と煙が勢いよく渦を巻く。
大勢の善男善女は、僧侶とともに「家内安全」や「無病息災」などの祈願文を書いた計約800枚の護摩木を、燃え盛る護摩檀に次々と投げ入れ、深々と頭を下げ、両手を合わせていた。
次に境内に「鼓舞」の坊直人(ぼう・まさと)代表とメンバーの北浦孝幸(きたうら・たかゆき)さん、小川千聖(おがわ・ちさと)さんの3人が登場。リズミカルな太鼓の音に乗って獅子舞が登場。ユーモラスな舞いを繰り広げると、子どもは泣く、お母さんは笑うなど、清々(すがすが)しい雰囲気でいっぱい。
さらに坊代表ら3人が大太鼓、締め太鼓、組み太鼓、横笛で、「朝焼け」や「轟(とどろき)」など3曲を演奏すると、腹の底まで響き渡る、見事なバチさばきに、参拝者から大きな拍手が起きていた。
和太鼓グループ「鼓舞」は、1月16日(土)午前10から、橋本市古佐田のJR・南海橋本駅の駅前広場で開かれる「駅前にぎわいパフォーマンス」にも初出演する。
坊代表は「きょうは大勢来ていただき、有難うございました。皆さま、いい1年でありますように。橋本駅前の和太鼓演奏も、ぜひ楽しんでくださいね」と呼びかけていた。
写真(上)は大拍手を浴びる「鼓舞」の獅子舞。写真(中)は和太鼓を披露する「鼓舞」の皆さん。写真(下)は祈願文を書いた護摩木が投げ込まれる柴燈護摩供の光景。


更新日:2016年1月14日 木曜日 00:00

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