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「高野の花たち」(56)まさに麒麟アキノキリンソウ
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、北アメリカ原産で、咲いている姿が夏に咲くベンケイソウ科のキリンソウによく似ていて、秋に咲くことから、そう名付けられた多年草です。
背丈35~90センチで、花の中心の筒状花に小さな花びら(舌状花)が4~6枚付き、茎の上部で枝分かれした先に半球形に集まって咲いています。
その姿がアフリカの草原を歩くキリンや、想像上の動物のキリンを連想させるからなのか…、「麒麟草」です。
葉は惰円形で茎に互生します。別名をアワダチソウ(泡立草)ともいい、あちこちで大繁殖していて、花粉症の一因とも言われている厄介者のセイタカアワダチソウとは同じ仲間です。花言葉は幸せな人生とか安心。今回も高野山近くの草原で取材したものです。(K記)
更新日:2015年11月24日 火曜日 14:01