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人気の「紀の川手作り市」22日開催~陶器など多彩
近畿一円の陶芸家や木工芸家らプロ・アマ50人以上の作品多数を展示即売する第12回「紀の川手作り市」が、11月22日(日)、和歌山県橋本市北馬場455の和歌山県立橋本体育館・第2駐車場で開かれる。主催者の陶芸家・山田富美子(やまだ・ふみこ)さんは「手作り市には最高の季節、丹精込めた作品が勢ぞろいします」と、来場を呼びかけている。雨天決行。観覧無料。
山田さんは、主婦で看護師で陶芸家。平成16年(2004)秋、看護師として勤める橋本市内のクリニック駐車場で、職場仲間や家族の交流を図ろうと、「紀の川手作り市」を開催したのが始まり。出展者が年々激増したため、第9回目から会場を現在地に移したところ、近府県から大勢の家族連れ、職場グループなどが来場。「見るのが楽しい」「欲しいものがある」と好評を博している。
山田さんは自宅工房で、今回出展する来年の干支「申(さる)」の置物やコーヒーカップ、皿などを前に、「私は仕事と家事に追われ、なかなか陶芸に集中できません」と前置き。それでも「いい作品を作りたくて、一つ一つに精魂込めています」と説明。「出展者の皆さん、同じ気持ちだと思いますので、ぜひ、見に来てください」と訴えている。
今回は46ブースで、プロ・アマ含めて56作家が出展。例えば、木工、ドライフラワー、洋服、バッグ、刃物、紅型染、草木染、刺しゅう小物、彫金アクセサリーなど多種類が並ぶ。
先着100人「にお菓子のプレゼント」があるほか、会場には「カフェコーナー」も設営して、来場者がくつろげるようにする。
開催時間は、午前10時~午後4時。問い合わせは山田さん(携帯電話090・3842・4392)。「体育館へのお問い合わせは、ご遠慮下さい」と言っている。
写真(上)は山田さんが出展予定の作品の一部。写真(中)は山田さん制作の来年の干支「申」の置物。写真(下)は第11回「紀の川手作り市」の風景。