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「高野の花たち」(53)♪りんりんリンドウは濃紫

リンドウ(竜胆)は、青紫色の花をつける秋の山野を代表する草の一つです。葉は対生し披針形で先がとがっています。
中国では、古くからリンドウの根を胃の薬として使っていたそうで、リンドウを「竜胆」というのは、薬用にする根が、竜の胆のように苦いことから出たといわれています。
花言葉は「淋しい愛」とか、「正義とともに」など。世界的に見るとリンドウの仲間は約400種類、日本はそのうち笹の葉に似たササリンドウ、高山に咲くミヤマリンドウ、春に咲くハルリンドウなど18種類が分布しているそうです。
高野山ではこの連載51回で紹介したキッコウハグマと同じように、龍光院境内で見られ、あまりにも色鮮やかな美しさに魅了、ついいい気分になって「♪りんりんりんどうは濃・む・ら・さ・き…」、そう島倉千代子の懐かしい歌「りんどう峠」(西条八十作詞・古賀政男作曲)を軽く歌いながら、いろんなアングルを考え、「ハーイノハーイノハイ」でカメラのシャッターを切っていると、いつの間にか50枚近く撮っていました。(H記)


更新日:2015年11月13日 金曜日 15:42

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