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「高野の花たち」(48)花冠に斑点、アケボノソウ

アケボノソウ(曙草)はリンドウ科で山地のやや湿った所に生える2年草。花言葉は前向き、今日も元気。茎は直立して枝分かれし、高さ50~80センチになります。
根生葉は長楕円形で、長い柄がありますが、花時にはなくなります。茎につく葉は卵状楕円形で、長さ5~12センチです。
花はセンブリの仲間なので、よく似た花ですが、花冠は5裂し、裂片に径1・5ミリの黄緑色の蜜腺溝が2個、濃緑色の斑点が多数あります。
和名の曙草というのは、花冠の斑点を夜明けの空に見立てたことからついたそうです。
私がこの花に初めて出会ったのは、数年前に生け花を習いに行って、花材の中に入っており、その斑点の美しさにみとれてしまいました。
先日、高野龍神スカイラインと結ぶ国道371号バイパスを走行中、小川の流れる湿った所にマツカゼソウと一緒に群生していました。(T記)


更新日:2015年10月5日 月曜日 22:09

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