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「高野の花たち」(36)ウバユリは凛と可愛さ忘れず

ウバユリはユリ科のウバユリ属の多年草。名の由来のウバは、花盛りの時に葉が枯れているので、「歯が抜け落ちている姥(うば=老婆)」に例えられたそうです。
花言葉は威厳、純粋、無垢。
ウバユリは、花期の時期も種の時期も凛とまっすぐに立ち、堂々としておごそかな姿が威厳を感じさせ、白色は花嫁がきる白無垢の色を思わせる白だから、無垢と表現されたのでしょうか。
高野山の大門や奥の院では、ウバユリはあちこちで咲きます。花が終わると、緑の真ん丸い種が艶っぽく光って目を引きます。
参詣者がよく「あれは何のお花の種ですか」と尋ねられ、「おばユリです。あっ間違えた!ウバユリです」と、楽しく忘れられない答えをされている方もいました。
冬になると、葉も茎も種も茶色く枯れてしまいますが、凛とした立ち姿は変わりなく、茎をコンコンとたたくと、ハート型の種がひらひら舞い落ちます。風が吹くと花吹雪みたいに舞まいします。葉も種もハート型です。可愛さを忘れないウバユリみたいに歳をとりたいものです。(M記)

更新日:2015年8月24日 月曜日 12:40

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