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「高野の花たち」(31)富貴のヤマユリ荘厳に

ヤマユリ(山百合)は東北から近畿地方の山地に自生する日本独特のユリ科の多年草。花言葉は、重々しくて立派なさまを意味する「荘厳(そうごん)」。
高野町東富貴にヤマユリの群生する小高い山があります。7月下旬に入ると大形の白花に黄色いすじと赤い斑点が入った100本余りのヤマユリが開花し、山間を美しく彩り、周囲に芳香を放ちます。
ここに咲くヤマユリは、自然に生えていたヤマユリの球根をイノシシが掘って食べ、年々減少してきたことに危機感をもった柳利弘(やなぎ・としひろ)さん(75)と昌子(しょうこ)さん(70)夫婦が、10年ほど前、自営の高野町伝統産業ヒノキ紐作りの合間を見て、イノシシが入ってこないように防護柵を作ったり、草刈りをするなどして、ヤマユリを大切に育ててきたそうです。
私が柳さんの訪問を終え、バイクで東富貴から高野山に向かう途中の集落筒香の山道沿いのところどころに4、5本寄りそうように咲くヤマユリの姿が見られ、自然環境の豊かさを実感しました。(H記)

更新日:2015年8月7日 金曜日 07:45

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