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花火見物は高台で♪山腹の「くにぎ広場」飲食もOK

第3回「紀の川橋本 SUMMER BALL(サマーボール) 」(同実行委員会主催)は、8月1日午後3時から、和歌山県橋本市南馬場緑地広場(紀の川河川敷)で開催。多彩なイベントの後、午後8時からお待ちかね「花火大会」が繰り広げられる。
とくに花火大会は、会場周辺の交通が混雑するので、見物場所が大切だが、今春、会場南側の山腹に開通した広域農道「紀の川フルーツライン」とともに、同ラインわきに完成・オープンした産直市場「くにぎ広場」=岡本進(おかもと・すすむ)組合長=では、「この高台こそが絶好の見物場所ですよ」と推奨している。
「くにぎ広場」(同市南馬場平尾506の5)は、和歌山県伊都振興局南側の紀の川「橋本高野橋」を渡り、そのまま「紀の川フルーツライン」を南へ2キロ余り直進した、国城山系の標高約200メートルの山腹にある。くにぎ広場・農産物直売交流施設組合理事の素和治男(そわ・はるお)さんは、「この高台から打ち上げ花火を見ると、私の推測では、花火はこちらの視線の水平方向で開花。しばらくして心地良い音が届くことでしょう」と話した。
「くにぎ広場」では、表の広場にテント張りの仮店舗を特設。ビールやノンアルコール、ジュースをはじめ、1串100円の味噌田楽(みそでんがく)なども特別に販売。隣の川魚料理のベテラン・森岡康次(もりおか・やすつぐ)さんも、炭火によるアマゴの塩焼きを1串400~500円で販売。「表の広場に限らず、山腹を走るフルーツライン沿いでは、どこからでも花火見物できますよ」と紹介。さらに紀の川南岸だけでなく、紀の川北岸の同市岸上の堤防上も、花火見物に絶好の場所とされている。
「紀の川橋本 SUMMER BALL」は午後3時から、特設ステージで、紀の国わかやま国体の炬火イベントがあり、高野町花坂出身のFMはしもとパーソナリティーで歌手の岡本愛美(おかもと・えみ)さんと、橋本市高野口町出身のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんが、ミニライブを披露。市民18個人・団体による歌やダンスなどが繰り広げられる。
途中、セレモニーでは永坂知之(ながさか・ともゆき)実行委員長や平木哲朗(ひらき・てつろう)大会長(市長)らが挨拶。
名物・花火大会は、打ち上げ10分前、FMはしもとパーソナリティーのジョンテラ子さんの司会でカウントダウン。午後8時と同時に、国体〝橋本市の炬火〟を使って、ジャンボな8号玉に点火、大音響とともに開幕。国体のマスコットキャラクター「きいちゃん」花火を含む、約6000発の花火を打ち上げる。
会場のテント・ブースでは、地元企業・団体などによる飲食物や物品販売、PRが行われる。
最寄り駅は南海高野線・紀伊清水駅か学文路駅。いずれも会場まで徒歩約20分。橋本駅、きのかわ支援学校、向副緑地広場から、無料シャトルバスが運行する。
駐車場は向副緑地広場600台、橋本市保健福祉センター約100台、橋本市役所周辺約200台、きのかわ支援学校約70台、学文路スポーツセンター約100台。
写真(上)は炭火でアマゴの塩焼きに打ち込む森脇さん。写真(中)は「花火見物に最高!」と言われる紀の川フルーツラインの産直市場「くにぎ広場」前の高台。写真(下)は「花火見物に最高、スイカもうまいよ」とアピールする素和さん。


更新日:2015年8月1日 土曜日 12:47

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