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将星 真田幸村花火大会~16日ゆかりの九度山で初
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で、8月16日(日)、初めての「将星 真田幸村 花火大会~鎮魂と躍動~」(同実行委員会主催)が開かれる。今年は大坂夏の陣から400年で、来年はNHK大河ドラマ「真田丸」が放映される。田口勝(たぐち・まさる)実行委員長は「大河ドラマ決定記念と、ご先祖様への慰霊の意を込めて開きます」と、大勢の観覧を呼び掛けている。
道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場のステージイベントは、午後5時から10チームによる「やっちょん踊り」でスタート。同6時からのオープニングセレモニーは、町のキャラクター「ゆきむらさま」が特別ゲスト出演し、大会長の岡本章(おかもと・あきら)町長や来賓が挨拶。同6時30分から紀の国わかやま国体のキャラクター「きいちゃん」と町内の小中学生が登場して、国体の「九度山町炬火式」を行う。
同7時から歴史系アーティスト「さくらゆき」夕暮れコンサート、同7時30分から紀州真田太鼓保存会による真田太鼓の演技披露、同7時45分から真田鉄砲隊による火縄銃の実演が繰り広げられた後、真田幸村やご先祖様の鎮魂を祈る。
花火大会は、午後8時に開始。打ち上げ場所は同芝生広場の北側の紀の川河川敷(橋本市高野口町向島)。その花火の数は、真田氏の家紋「六文銭」をイメージして「6666発」とし、わずか30分の間に連続的に打ち上げることにしている。
当日は午後7時~9時30分、会場周辺道路は通行止めになる。警察官、町職員、警備員が警備にあたる。駐車場は紀の川・九度山橋東側の河川敷(約250台)などを予定。南海高野線やJR和歌山線の増発も検討中。当日は大混雑が予想されるので、周辺の高台から「遠花火」を見物するか、周辺地域まで誰かに送迎してもらい、そこから徒歩でメイン会場に行くのが賢明と見られる。
田口・委員長は「無事故を目指し極力、安全対策に取り組みますが、皆様、くれぐれも混雑による事故に遭わないよう、ご注意ください」と訴えている。
同イベントは小雨決行、荒天延期=決定内容は九度山町ホームページへ掲載。問い合わせは同実行委員会(事務局・九度山町教委社会教育課内=電話0736・54・2019)へ。
写真(上)は「将星 真田幸村 花火大会」が繰り広げられる紀の川と道の駅「柿の郷くどやま」。写真(中)同花火大会のポスター。写真(下)は見物するには絶好と見られる九度山橋東側の紀の川河川敷。