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「高野の花たち」(21)伽藍で見上げるとエゴノキ

エゴノキはエゴノキ科の落葉小高木で、各地の山野に生えて、高さ5~15メートルにもなります。
初夏、小枝の先に2・5センチほどの星形の真白い花をつけます。葉の際から花柄を伸ばし、下向きにたくさん咲くので、葉陰にもかかわらず人目を引きつけ、ほのかな甘い香りを放ちます。
高野山壇上伽藍(だんじょうがらん)にある六角経堂(ろっかくきょうどう)を回していると、檀下にたくさんの花びらが落ちていて、見上げると高いエゴノキでした。
エゴノキ材は緻密で美しいので、ろくろ(回転運動をする器械)をまわして、こけしなどの細工物、杖、器械のろくろ部分に使用されます。
エゴノキの実には有毒物質が含まれ、口にするとのどを刺激し、えごい(えぐい)感じを与えるので、この名になったといわれています。生の皮はサポニンが含まれて泡立つので洗濯に利用したことから「セッケンノキ」ともいわれています。(TA記)

更新日:2015年6月18日 木曜日 22:10

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